『岬の兄妹』ネタバレ!最後がやばい!衝撃のラストを考察

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映画『岬の兄妹』は、物語の中心にある兄妹の苦難と絆を描いた感動作です。本記事では、映画のネタバレレビュー、ストーリーの内容、そして結末について詳しく解説します。この記事は、『岬の兄妹』についての深い洞察を提供し、映画を観る前に知りたい方に役立つ情報をご紹介します。

岬の兄弟ネタバレ

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項目内容
公開日2019年3月1日
監督・脚本片山慎三
レーティングR15+
上映時間89分
ジャンルドラマ
主要キャスト松浦祐也、和田光沙、北山雅康、中村祐太郎
受賞歴SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 国内コンペティション長編部門 優秀作品賞・観客賞
あらすじ足に障害を持つ兄と自閉症の妹が、貧困から売春に手を染める物語。

主要キャストの役柄

  • 道原良夫(演:松浦祐也)
    • 足が悪く、貧困に苦しむ兄。真理子の面倒を見るために奮闘する。
  • 道原真理子(演:和田光沙)
    • 良夫の妹で、障害を持つ。彼女の行方不明が物語の中心となる。
  • 溝口肇(演:北山雅康)
    • 良夫の友人で、警察官。良夫をサポートし、真理子の行方を追う。
  • 中村(演:中村祐太郎)
    • 真理子の客で、小人症の男性。彼との出会いが物語に重要な影響を与える。
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『岬の兄妹』は、日本の映画監督片山慎三によって2019年に製作された作品です。本作は、貧困と無知に苦しむ兄妹の姿を通じて、生きることの意味や家族の絆について深く考えさせられる作品となっています。

あらすじ

物語は、足の悪い道原良夫と彼の障害を持つ妹真理子の生活を中心に展開します。良夫は真理子の面倒を見るために尽力しており、彼女の行方を必死に探しています。

ある日、真理子は帰宅し、海鮮丼を食べたことを良夫に伝えます。しかし、真理子の下着には体液がついており、ジャージのポケットには一万円札が入っていました。良夫は真理子に詳しいことを尋ねますが、彼女はただ「海鮮丼」としか答えません。

この出来事をきっかけに、良夫は真理子の行動に疑問を抱き、彼女が何をしていたのかを追求します。しかし、真理子は良夫に対して話すことを拒み、良夫の怒りは次第に募っていきます。

もくじ

『岬の兄妹』ネタバレ!

『岬の兄妹』は本当にやってる?

映画の衝撃的な内容に、そのような疑問を持たれるのも無理はありません。しかし、『岬の兄妹』は完全なフィクション作品であり、描かれている行為が実際に行われているわけではありません。

ダラちゃん

これ、マジでリアルだけど…本当じゃないよね?

もちろんです。以下に、なぜこの映画が「本当にやっている」ように見えるのか、そしてなぜそうではないのかを説明しましょう。

リアルに見える3つの理由

  1. 卓越した演技力 主演の柄本佑と高畑充希の演技が素晴らしく、まるで本当の兄妹のように見えます。彼らの表情や仕草が非常にリアルなのです。
  2. 緻密な撮影技術 カメラワークや照明、編集技術が巧みで、まるでドキュメンタリーを見ているかのような錯覚を起こさせます。
  3. 生々しい設定 障がいや貧困といった、現実社会に存在する問題を題材にしているため、より現実味を帯びて見えるのです。
ダラちゃん

でも、実際にやってるわけじゃないんだよね?

その通りです。この映画が実際の行為ではない証拠をいくつか挙げましょう。

フィクションである4つの証拠

  1. 法的規制 日本の映画制作には厳しい法的規制があり、実際の性行為や犯罪行為を撮影することは許されていません。
  2. 俳優の証言 主演俳優たちは、インタビューなどで「演技」について語っており、実際の行為ではないことを明かしています。
  3. 映画の制作過程 メイキング映像などを見ると、撮影現場でのさまざまな工夫や特殊効果の使用が分かります。
  4. フィクション表記 映画のエンドロールには、「この物語はフィクションです」という旨の表記があります。
ダラちゃん

なるほど!リアルだけど、やっぱり演技なんだね

その通りです。片山慎三監督の狙いは、社会の闇を鋭く描き出すことにあります。そのためにリアルな表現を追求したのですが、それはあくまで「演技」と「技術」の結晶なのです。

『岬の兄妹』ネタバレ!実話なのか?

『岬の兄弟』は実話なのか?

映画『岬の兄妹』は、実話を基にした作品ではありません。片山慎三監督によるフィクション作品です。

しかし、貧困や障害といった社会問題をリアルに描き出しているため、観る者に強い印象を与え、実話ではないかと錯覚してしまうことがあります。

『気持ち悪いやグロいという意見が多い理由

この作品、「気持ち悪い」「グロい」という声が多いんです。でも、なぜそう感じるのか、そしてそれを超えた本当の魅力とは?一緒に考えていきましょう!

『岬の兄妹』が投げかける5つの衝撃

  1. タブーに踏み込む勇気 『まさか、兄が妹に売春させるなんて…』 この映画、兄妹愛と倫理の境界線を大胆に踏み越えています。右足が不自由な兄・良夫が、自閉症の妹・真理子に売春を強いるという設定。ここから目を背けたくなる人も多いはず。でも、それこそがこの作品の本質なんです。
  2. リアルすぎる性描写 『え、これ本当に映画?ドキュメンタリーじゃないの?』 冒頭から兄が妹のパンツの匂いを嗅ぐシーン。老人や障がい者の客との売春シーン。これらの生々しい描写に、思わず目を覆いたくなりますよね。でも、そこにこそ監督の意図が隠されているんです。
  3. 倫理観のジレンマ 『兄妹を憎めない…でも、許せない…』 犯罪行為を描きながら、なぜか兄妹に同情してしまう。この複雑な感情こそ、作品の真骨頂。生きるためならどこまで許されるのか?その答えは、観る人それぞれに委ねられています。
  4. 視覚的衝撃の連続 『うわ、これマジでグロい…』 堕胎手術のシーンや、妹が客と対面するシーン。これらの視覚的衝撃は、観客の心に深く刻まれます。でも、それこそが現実社会の縮図なんです。
  5. 社会の闇への直視 『こんな現実、あるんだ…』 障がい者や貧困層の厳しい現実。普段は目を背けがちな社会問題を、この映画は容赦なく突きつけてきます。不快感を覚えるのは、それだけリアルだからこそ。

『岬の兄妹』が問いかける、現代社会への3つの疑問

  1. 福祉制度の限界とは? 障がい者や貧困層への支援は十分か?この映画は、制度の隙間に落ちる人々の存在を浮き彫りにします。
  2. 性と倫理の境界線 性産業と倫理観。この永遠のテーマに、新たな視点を投げかけています。
  3. 家族の絆とは何か 極限状態での兄妹愛。その形は歪でも、愛情の深さは計り知れません。

この作品を見て、どう感じるのか?意見で多いのは「気持ちが悪い」「グロい」だと思います。確かに気持ちが悪い、胸糞悪い、後味の悪い映画だと思いますが、目を背けてはいけない現実を突きつけられたように感じました。

気持ち悪い」という意見が多いのもわかりますが、このような「障がい」を持った人たちや、家族の感情や苦悩は映像や本などで知らなければ、知る機会はありません。

性描写が生々しい

生き物としての生々しさにグロさを感じる人も

この作品は特に性描写が生々しいです。冒頭からパンツについた男性の体液を兄が嗅いでみたり、売春のお客が『妻に先立たれた老人』だったり。はたまた『小人症の障がいを抱える若者』だったり、『性欲が最高潮の中学生』だったり。

生々しいというとエロすがあるように思うかもしれませんが、生き物としての生々しさです。老人だって障がい者だって女だって子供だって性欲はあることを包み隠さずに描いてます。普段見たことがないリアルな性欲が本当にやっているかのようにも見えます

現実世界では皆が蓋をしている部分を視聴することで無理やりこじ開けられる気分です。この感情が「気持ち悪い」という感情を抱かせてしまうのではないでしょうか。

うんこ投げるシーンがグロい

中学生に売春の斡旋をするというとんでもない行動に出る兄良夫が中学生に襲われてうんこを投げるシーンがありますが、このシーンがあまりにもグロいとう意見もあります。人間が追い詰められたときの必死さが伝わる反面、そこまでしないでしょ?という意見もある。

動物園の猿やチンパンジーなども排泄物(ウンコ)などを人間に投げつけたりすることがあります。このシーンはグロいと感じる人もいますが、人間の本能的な部分を描いているのだと思います。

以下に動物が危険を感じたときに排泄物で反撃する例をあげています。

危険を感じた際に排泄物などで反撃する生き物

生き物排泄物/分泌物効果
イカ墨汁視界を遮る、麻痺させる
タコ毒液を含む墨汁攻撃する、視覚障害や皮膚刺激を与える
オオミズアトマイ悪臭を放つ液体撃退する、目や鼻に刺激を与える
ヘビクビガメ強い臭いを放つ液体撃退する、痛みや腫れを引き起こす
ヒトデ毒針痛みや腫れを引き起こす
ナメクジ粘液動きを鈍らせる、不快にさせる
カイコ刺激臭のある液体撃退する、痛みを引き起こす
スカンク刺激臭の屁で反撃
危険を感じた際に排泄物などで反撃する生き物の一部
  • 上記はあくまでも代表的な例であり、他にも多くの生き物が排泄物などで反撃する能力を持っています。
  • 排泄物/分泌物の効果は、生き物や状況によって異なります。

衝撃的なシーン解説:まだまだ出るぞっ(ネタバレ)

注目すべき衝撃的なシーン

作品の途中で、中学生に売春の斡旋をするというとんでもない行動に出る兄良夫。売春の待機中に中学生に襲われてしまう。

足に障がいを抱える兄良夫は大人とはいえ中学生に全くの勝ち目はなく首を絞められて落とされそうになる。そこで最後の手段としてウンコを漏らし、相手の顔に投げつける。

あまりの奇行に中学生は戦意喪失。追い討ちをかけるように兄がすごんで一言。

良夫『まだまだ出るぞっ!

勝てないとわかればなんでもする行動は動物的な反応なのでしょう。最後はウンコを掴んだ手を葉っぱで拭いて情事の済んだ真面目そうな中学生と握手。

小人症の俳優さんは?

小人症の俳優さんは中村祐太郎さんと言います。中村祐太郎さんは多くの作品でており、小人症の俳優さんを映画で見たら彼であることが多いかもしれません。最近では柳楽優弥さん主演の「ガンニバル」にも出演されており「お前の嫁乳がデカいって聞いたんじゃが」みたいなことを言っていたり、壁に落書きしたり、情事を除いていたりと畜生役で大活躍していました(いい意味で)。

『中村祐太郎』プロフィール

  • 生年月日: 1990年5月11日
  • 出生地: 東京都 大田区

インスタグラムなどのSNS

中村祐太郎はインスタグラムとツイッターをやっているようです。

インスタなどのSNS

『岬の兄弟』最後ネタバレ!ラストを考察

ラストはオープニングと一緒で海。また良夫は行方不明の妹マリコを探している。

岩場に立っている妹を見つけて近づくと電話が鳴る。この電話は誰からなのか?と考えさせるようなラストシーンになっている。電話に出て耳に当てて終わる

考えられる電話の相手は二人

その1、友人で警察官の肇くん

肇くんが掛け直してきたとも考える人もいるだろう。しかしこれは違うと思う、なぜなら肇くんに電話で「そっち行ったら電話くれ」と頼んでいる。

マリコ目の前にいる=肇くん電話してこない可能性が高い

これは最後の電話が肇くんではないという伏線ではないだろうか?目の前にマリコはいるのだから肇くんはマリコを探しているかもしれない。『「そっち行ったら電話くれ」の意味は見つけたら電話をくれということ。自分の方が先にマリコを見つけたのだから肇くんは見つけていないことは確定している。

肇くんとの電話の後もマリコを探しながら携帯をチェックしていることから肇くんの電話を待っている様子も描かれている。

もし肇くんであれば電話を取る時も勢いよくとりマリコがいたことを伝えるだろう。

携帯の画面を見て電話番号チェックした時に丸子の顔を見返している様子からも「肇くん」ではないと考える方が自然だ。

ただ、この後突き落とそうと考えているようにも見えなくもない。そう捉えると警察官である肇くんからの電話には出たくないだろうし、まだ見つからないと答えマリコを突き落とすのかもしれない。そうなると心中する可能性も残る。

その2、売春の客

最後の悲しい顔をしながら電話を取る様子から、『取りたくない、でも取らなければいけない生きるために』という気持ちが伝わってきた。ここがこの映画のメッセージでもあるように感じた。なので『客』だと考えてしまうのは自然な流れだと思う。

『岬の兄妹』ネタバレ!最後がやばい!衝撃のラストを考察、まとめ

  • 映画『岬の兄妹』は、貧困と障害を抱えた兄妹が直面する苦難と絆を描いたドラマ。
  • 兄・良夫は、足に障害を持ち、妹・真理子を守るために売春に手を染める。
  • 映画は、兄妹愛と倫理観の境界を描き、衝撃的な性描写や暴力的なシーンが特徴。
  • 作品はフィクションであり、リアルな描写にもかかわらず、実際の行為は行われていない。
  • ラストシーンは妹を探す良夫が電話を受ける場面で終わる
  • 電話の相手については視聴者の解釈に委ねられている。
  • 映画は、福祉制度の限界、性と倫理、家族の絆に関する問いかけを含んでいる。
  • 視聴者によっては「気持ち悪い」と感じることもあるが、社会の現実を反映した重要な作品。

「障がい者」の選択肢の狭さを感じる映画。選びたくなくても選ばないといけない。そしてそれを誰も助けられない。売春をさせていることを知っても心配するだけで助けない友達(肇くん)と、売春をさせてでも妹と生きていくことを選ぶ兄。答えがないので一人一人の受け取り方次第で良い映画にも悪い映画にもなる作品だと感じました。

気持ち悪いという意見が多くなるのは仕方ないが、その意見だけでは通用しない社会があることも真実です。二度と見たくない素晴らしい作品だと思います。

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