映画『黄泉がえり』放送禁止の理由が３つ！？出演者の逮捕が原因？

映画「黄泉がえり」は、不自然な死を遂げた人々が蘇るというテーマが原因も含めて、地上波放送を3度も拒否されました。なぜなのか考察していきます。見てみたい方へ配信方法も紹介していきます。

『黄泉がえり』が放送禁止になった訳は？

なぜ『黄泉がえり』が放送禁止になってしまったのか？を考察していきたいと思います。
理由は３つ紹介していきます。

山本圭一さんの不祥事が原因？

2006年、山本圭一さんが未成年女性へのわいせつ容疑で逮捕されました。この事件の影響で、山本さんが出演していた多くの番組が放送中止・降板となりました。

山本圭一さんの事件について

逮捕時の状況
2006年7月山本さんは函館市内で当時17歳の少女と飲酒し、性的な関係を持ったとして、児童福 祉法違反（準強制性交）の疑いで逮捕されました。

その後の経過
山本圭一さんは不起訴処分となりましたが、吉本興業を解雇されました。その後、2016年に吉本興業と再契約を結び、現在は芸能活動を続けています。

影響
この事件の影響で、山本圭一さんはテレビ番組やCMなどから姿を消しました。しかし、その後は舞台やYouTubeなど様々な活動で徐々に復帰を果たしています。

現在
現在は、お笑いコンビ「極楽とんぼ」として活動しています。
（2023年には31歳年下の元AKB48メンバー西野未姫さんと結婚しました。）

補足
山本圭一さんは事件後、被害者への示談金支払い、反省の弁を述べるなど、再犯防止に努めています。

この事件は、山本さん自身の人生だけでなく、お笑い界全体にも大きな影響を与えました。

伊勢谷友介さんの逮捕が原因？

伊勢谷友介さんは、2020年9月8日に、自宅で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕されました。伊勢谷友介さんの逮捕を受け、映画の「黄泉がえり」の放送がされなくなったのかもしれません。

逮捕時の状況
警視庁組織犯罪対策5課は、大麻取締法違反容疑で伊勢谷さんの自宅を家宅捜索しました。
ポリ袋に小分けされた乾燥大麻4袋（計約20.3グラム、およそ40回の使用分）が見つかりました。
机の上には大麻吸引に使うとみられるたばこの巻紙や灰皿に何かが燃えた灰のような物が残っており、使用していたとみて調べています。
伊勢谷さんは、捜索の際、1人で在宅。捜査員の指示に素直に従っていました。
伊勢谷さんは、東京湾岸署に移送されました。

その後の経過
伊勢谷さんは、9月10日に東京地検から起訴されました。
12月18日、東京地裁で初公判が開かれ、伊勢谷さんは起訴内容を認めました。2021年1月22日、東京地裁で判決公判が開かれ、伊勢谷さんは懲役1年、執行猶予3年の判決を受けました。

影響
伊勢谷さんの逮捕は、芸能界だけでなく、社会全体に大きな衝撃を与えました。
伊勢谷さんは、多くのドラマや映画に出演しており、逮捕の影響でこれらの作品も放送や配信が中止されました。
また、伊勢谷さんは環境活動家としても活動しており、逮捕によって環境活動への影響も懸念されました。
現在

伊勢谷さんは、執行猶予付きの判決を受けており、現在は社会復帰に向けて活動しています。

「呪いのツイート」？

映画「黄泉がえり」に出演した俳優たちのその後について、原作者の梶尾真治氏が「呪われたように次々に警察ざたになっていく」とツイートし、話題になっています。

主な出来事
2009年4月：主演の草彅剛さんが泥酔状態で現行犯逮捕。
2006年7月：山本圭壱さんが未成年淫行で吉本興業を解雇。
2020年：伊勢谷友介さんが大麻取締法違反で逮捕。

原作者のツイート
映画の原作者である梶尾真治氏は、「映画『黄泉がえり』に出ていた人々は、呪われたように次々に警察ざたになっていくなあ」とツイート。逮捕者の報道がツイートの前日だったこともあり、「呪いのツイート」と言われるようになってしまったのかもしれません。

ネット上の反応
ネット上では、作品に「呪い」があるという見方に対して、
・偶然の出来事であり、作品とは関係ない
・昔も今も、どの作品にも起こり得ること
・現在は本人だけでなく周囲を巻き込む風潮がある
といった意見が寄せられています。

ファンの反応
思わぬ「呪い」認定に驚いた人が多でした。
梶尾氏の発言は「呪い」認定と受け止められ、ファンの間で驚きの声。
事件・不祥事はどの作品にも起こり得るという意見も。

梶尾氏は、作品そのものに「呪い」があるという意図でツイートしたわけではなく、出演者たちの不幸な状況を憂いての発言だったと思われます。

『黄泉がえり』ってどんな映画？

「黄泉がえり」は、興行収入30億円を超えるヒットとなり、第27回日本アカデミー賞最優秀作品賞を含む9部門を受賞しました。また、竹内結子は最優秀主演女優賞を受賞しました。
この映画は、死後の世界や生と死の意味について考えさせられる作品です。

作品の紹介とあらすじ

項目	内容
公開日	2003年1月18日
監督	塩田明彦
脚本	犬童一心、斉藤ひろし、塩田明彦
原作	梶尾真治

キャスト（登場人物）

『黄泉がえり』の主なキャストはこちらになります。

役名	俳優	役柄
橘アオイ	竹内結子	主人公
川田平太	草彅剛	主人公
三村玲子	石田ゆり子	主人公の同僚
周平	哀川翔	アオイの幼馴染
シュンスケ	伊勢谷友介	アオイの恋人
ナオミ・モリシタ	長澤まさみ	アオイの妹
ヤマダ	市原隼人	アオイの同僚
Dr. Saito	田中邦衛	医師
サチコ	伊東美咲	平太の妻
RUI	柴咲コウ	歌手

『黄泉がえり』が見れる動画配信サービス

現在、お試し期間で見ることができる動画配信サービスが以下の通りです。配信内容やお試し期間の内容は変更する場合があるため、それぞれのサービス公式サイトにて確認してください。無料期間のある動画配信サービスは以下にまとめてあります。