『八日目の蝉』は実話なのか?どうして最後になぜばれてしまったの?かをあらすじとネタバレ含んで紹介します。最後に視聴方法も紹介します。
『八日目の蝉』とは?
あらすじ
1985年、不倫相手の秋山丈博(田中哲司)との間に生まれた赤ん坊を誘拐した野々宮希和子(永作博美)は、4年間逃亡生活を送る。希和子は赤ん坊に「薫」と名付け、愛情を注いで育てていく。
1989年、警察の捜査により希和子は逮捕され、薫は実の両親である秋山夫婦の元に戻る。しかし、4年間育ての母として接してきた希和子への愛情と、実の両親への戸惑いから、薫は心を閉ざしてしまう。
2006年、21歳になった薫(井上真央)は、大学で出会った男との間に子供を妊娠する。しかし、その男は家庭を持つ人だった。自分の境遇と重ね合わせ、薫は再び希和子と会うことを決意する。
キャスト
映画版『八日目の蝉』の主なキャストはこちら。
俳優 | 役名 |
---|---|
永作博美 | 野々宮希和子 |
井上真央 | 秋山薫 |
小池栄子 | 安藤千草 |
森口瑤子 | 秋山恵津子 |
田中哲司 | 秋山丈博 |
『八日目の蝉』は実話なの?
実話をもとにした事件
事件の概要は以下の通りです。
・1993年12月14日、東京都日野市で、会社員A(当時27歳)が、不倫相手のB(当時32歳)の自宅に放火し、Bの長女(当時6歳)と長男(当時1歳)を殺害しました。
・Aは、Bとの不倫関係がBの妻に発覚し、関係が破綻したことに腹を立てて犯行に及んだとされています。
・Aは、1994年1月に逮捕され、同年12月に懲役20年の判決を受けました。
映画と実話の主な違い
項目 | 映画 | 実際の事件 |
---|---|---|
舞台 | 東京 | 日野 |
被害者の名前 | 恵理菜 | |
誘拐犯の名前 | 野々宮希和子 | |
逃亡期間 | 4年間 | 2年半 |
被害者と誘拐犯の関係 | 実の娘として育てる | 実の娘として育てていない |
被害者のその後 | 実の両親の元に戻る | 実の両親の元には戻っていない |
被害者の妊娠 | 大学で出会った男との間に子供を妊娠 | 妊娠していない |
映画は、実際の事件を基にしながらも、フィクションとして脚色されています。
映画の監督である成島出は、「事件をそのまま再現するのではなく、事件をきっかけに自分なりの物語を作ろうと思った」と語っています。
『八日目の蝉』なんでバレたの?
映画では、希和子と薫が小豆島で暮らしていたことが、以下の理由で発覚しました。
・島の祭りに参加した二人を撮影した写真が新聞の全国紙に掲載された。
・写真を見た薫の実母が、娘であることに気づいた。
・実母が警察に通報した。
実話では、犯人が被害者を連れて逃亡していたことが、以下の理由で発覚しました。
・犯人が被害者を連れて実家に帰省した。
・実家の家族が被害者であることに気づいた。
・ 家族が警察に通報した。
『八日目の蝉』が見れる動画配信サービス
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