韓国ドラマ「夫婦の世界」のあらすじとむかつくと言われている真相、そして息子ジュニョンの最後について解説します。
【夫婦の世界】ってどんなドラマ?作品の紹介
項目 | 内容 |
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主演 | キム・ヒエ、パク・ヘジュン |
監督 | アン・パンソク |
放送期間 | 2020年3月27日 – 2020年5月21日 |
話数 | 16話 |
郊外で家庭医学専門医として働くソヌ(キム・ヒエ)は、順調なキャリアに、愛する夫のテオ(パク・ヘジュン)と可愛い息子に囲まれ、完璧な生活を送っていた。
ある日、マフラーに自分の物ではない髪の毛が一本ついているのを見つける。その日から夫に浮気相手がいるのではと疑心暗鬼になり始め、やがて確信に変わっていく。
【夫婦の世界】なぜ『むかつく』理由とは?
その理由は、主に以下の3つが挙げられます。
言い訳と開き直り
イ・テオは、不倫が発覚した後も、さまざまな言い訳を並べて責任を逃れようとします。また、チ・ソヌの復讐に対して開き直ったり、逆ギレしたりするなど、その厚かましい態度に多くの視聴者がイライラしました。
モラハラ
イ・テオは、チ・ソヌに対してモラハラ発言をすることもたびたびありました。例えば、「お前は何もできない女だ」など、チ・ソヌの人格を否定するような発言をしていました。このような発言は、見ているこちらも辛くなりました。
自己中心的
イ・テオは、自分のことしか考えていない自己中心的な性格です。不倫が発覚しても、自分が悪いとは思わず、むしろチ・ソヌがおかしいと考える始末でした。このような自己中心的な考え方に、多くの視聴者が憤りを感じました。
このように、イ・テオにはむかつくポイントが満載です。しかし、その一方で、イ・テオを演じたパク・ヘジュンさんの演技力は非常に高く、憎たらしいながらもどこか憎めないキャラクターとして、視聴者を惹きつけていました。
息子ジュニョンのその後【最後】
『夫婦の世界』息子ジュニョンのその後は・・・1年後ジュニョンは最終的に、チ・ソヌが待つ家に帰ってきた。
その後どうなったかは描かれていませんが、帰ってきたのがジュニョンであるという事実は、シリーズ終了後に公開された台本にも書かれていますし、取材で俳優陣もそのように回答しています。
なぜジュニョンは失踪してしまったの?その理由を考察していきます。
ジュニョンが失踪した理由
ジュニョンは約1年前に、携帯を投げ捨てて失踪しました。
失踪の動機は、両親への失望です。
長きにわたる泥沼の離婚劇の末、チ・ソヌはテオを前向きにさせてあげるために、元家族3人で食事をしようと提案します。
しかしテオは彼女の優しさにつけ込んで、こともあろうか息子の前でソヌに復縁を迫るのです。
さすがのソヌもその提案は拒絶しますが、食事の後、レストランを出たテオが、あと数センチでトラックに轢かれそうになった時、ソヌはテオの元へ走り出してしまいます。
殺したいほど憎んでいた相手ですが、やはり一度は愛を誓った相手というだけあって、深い愛憎の念からテオの無事を願っているのです。
そしてテオは号泣しながら、助けに来てくれたソヌに抱きつきます。
この姿を見て絶望するしかなかったジュニョン。
両親が繰り広げた見るに耐えない愛憎の結末に、また惨劇を繰り返すのかと失望が深まりました。
そしてジュニョンは携帯を投げ捨て、約1年間もの間、失踪したわけです。
視聴者の反応
この結末に視聴者は、「ジュニョンが可哀想」「親がわるい」などという声が上がっています。
1年間もの失踪を遂げていたジュニョンに対して、中には、「ジュニョンは甘い」などという声もありますが、本作で起こるジュニョンの感情の落差を考えると、失踪しようと決断するに足るショックがあったのだと思います。
ジュニョンの今後
ジュニョンが今後どのように生きていくのかは、視聴者の想像に委ねられています。
しかし、両親への失望から失踪したジュニョンが、これからどのように両親と向き合っていくのか、そしてどのように成長していくのかは、非常に興味深いところです。
本作のメッセージ
『夫婦の世界』は、愛憎に狂った夫婦の姿を通して、現代社会における家族のあり方を問いかける作品です。
ジュニョンの失踪は、その問いかけに対する一つの答えと言えるでしょう。
愛憎に満ちた家庭で育ったジュニョンは、傷つきながらも自分なりの道を模索していくことになります。
その道の先には、どのような未来が待っているのでしょうか。
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