かつて日本を席巻した医療ドラマ「救命病棟24時」。しかし、近年は再放送される機会が減少し、特に第1シリーズと第3シリーズは封印状態とも言われています。一体なぜなのでしょうか?
【救命病棟24時】ってどんなドラマ?作品の紹介
シリーズ | 放送年 |
---|---|
第1シリーズ | 1999年 |
第2シリーズ | 2001年 |
新春スペシャル | 2002年 |
スペシャル | 2005年 |
第3シリーズ | 2005年 |
アナザーストーリー | 2005年 |
ファイナル | 2009年 |
緊急スペシャル 救命病棟24時〜救命医・小島楓〜 | 2009年 |
第4シリーズ | 2009年 |
2010スペシャル | 2010年 |
第5シリーズ | 2013年 |
研修医小島楓は、東都中央病院高度救命救急センターに勤務することになります。
救命センターは、昼夜を問わず様々な患者が運ばれてくる過酷な場所です。小島楓は、指導医の進藤一生や他の医師たちと協力しながら、患者たちの命を救うために奮闘します。
【救命病棟24時】第1シリーズが再放送されない理由とは?
【救命病棟24時】第1シリーズは、1999年に放送され、高視聴率を記録した人気ドラマです。しかし、地上波での再放送は2024年2月まで24年間行われていませんでした。その理由は、主に以下の3つが挙げられます。
著作権上の問題
内容の類似性に対する抗議
「ER緊急救命室」の制作会社から、内容が類似していることに対する抗議があったという説もあります。
類似点としては、以下のような点が指摘されています。
- 舞台設定救命救急センター
- 主要人物の設定 医師、看護師、研修医など
- ストーリー展開患者たちの命を救うための奮闘、医療現場の人間ドラマ
- 映像表現手術シーン、患者たちの表情をアップで捉えた映像など
しかし、2024年2月には、地上波での再放送が24年ぶりに実現しました。これは、関係各所のご努力により、著作権上の問題や内容の類似性に対する問題が解決されたことを示していルのではないでしょうか。
認知症患者への配慮不足
第4話では、認知症患者に対して「元気なうちに死んでくれた方が良かった」というセリフがありました。このセリフが問題視され、認知症患者とその家族から批判を受けました。
その他の倫理的な問題
第1シリーズには、安楽死や中絶など、倫理的に議論を呼ぶようなテーマを扱ったエピソードがいくつかあります。これらのエピソードが現代の視聴者に受け入れられないのではないかと懸念された可能性があります。
【救命病棟24時】第3シリーズが再放送されない理由とは?
2024年1月能登半島地震への配慮
2024年1月14日に発生した能登半島地震は、「救命病棟24時」第3シリーズの舞台となった首都圏を震源地とする地震でした。
この地震で甚大な被害を受けたことを踏まえ、被災者への配慮から第3シリーズの再放送が控えた可能性があります。
そして、第3シリーズは、首都直下地震が発生し、救命救急センターが大混乱に陥るというストーリー展開になっています。
【救命病棟24時】第1シリーズはなぜ再放送できたの?
しかし、2024年2月には、地上波での24年ぶりの再放送が実現しました。これは、関係各所のご努力により、著作権上の問題や倫理的な問題などが解決されたことを示しています。
再放送にあたり、以下の点に配慮されています。
- 問題となった第4話はカットされています。
- 倫理的な問題を含むエピソードには、解説を加えるテロップが表示されています。
『救命病棟24時』が見れる動画配信サービス
現在、お試し期間で見ることができる動画配信サービスが以下の通りです。配信内容やお試し期間の内容は変更する場合があるため、それぞれのサービス公式サイトにて確認してください。無料期間のある動画配信サービスは以下にまとめてあります。
現在視聴できる動画配信や宅配レンタルをご紹介します