『ヘレディタリー 継承』ネタバレ考察!グロいシーンは見ない方がいい

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もくじ

あらすじ:祖母エレンの死から加速していく不思議な現象

映画おじさん

この記事ではネタバレを含む解説をしておりますので、まだ見ていない方は視聴されてから読むことをお勧めします。

ヘレディタリー 継承』は、グラハム家という一家の物語を描いています。この記事ではネタバレを含む解説をしております。祖母エレンの死をきっかけに、グラハム家に奇妙な出来事が起き始めます。主人公であるアニーは、亡くなったエレンとの複雑な関係を抱えており、彼女の死後も不安を感じています。そして、次第にグラハム家の人々は恐ろしい運命に翻弄されていくのです。

『ヘレディタリー継承』簡潔に解説ネタバレ

まともなやつペイモン側
夫 スティーブ

長男 ピーター(ペイモンの器)
亡くなった祖母エレン(リー王妃)

妹チャーリー(ペイモンの仮の器)

母 アニー(操られてるの気づいてない)

パーティー主催者の誰か

カウンセリングの集会のやつら

学校の教員のおじさん?

出てくる人の中には既にペイモン側の人間が混ざっています。(ペイモンについては下記参照)

アニーの兄の自殺

祖母エレンは自分の息子(アニーの兄)にもペイモンを注入しており、アニーの兄はそれが原因で「母に他人を入れられた」と遺書に書き16歳で自殺している。

男性なのでペイモンの器に最適だったはずだが、ペイモンを宿したにも関わらず自分で命を絶っていることから、ペイモンに耐性があったと考えることができる。つまりアニーの父の遺伝子が濃く出ておりペイモンも乗っ取りきれなかったのであろうと予測します。

アニーの父の死因

アニーの父の死因は餓死となっているが、夫であるスティーブと同じ立ち位置だと考えます。きっとペイモンに消されています。

ピーターでなくチャーリーにペイモンを入れたのか?

祖母が亡くなった後、夫に「映画に行く」と嘘をついて心を痛めた人の集まりに参加するアニー。その時に母と絶縁状態にあったことを語っていることから、ピーターはアニーと母が絶縁状態にあった時に産まれた子供のようです。絶縁でなければピーターがそのままペイモンの器になっていたのでしょう。

ペイモン復活の儀式は妊婦の状態でおこなうように考えます。なのでまだお腹の中にいたチャーリーを選んだと考えられます。できれば男の子で産まれてほしかったのでしょうが、女の子になったので、ある程度の年齢でピーターに入れ替える予定だったのでしょう。

チャーリーには優しくする傍で男の子になれと無茶苦茶なことをいっていることからペイモンの入れ物はいずれ変えたいと思っていたのかもしれません。男の子になれの意味としては性転換しろという意味とも考えられますね。

また入れ替えるにはそれなりの生贄が必要なようで、『親族の女性三人の頭』だったと考えられます。タイトルにも継承と入っているので、親族が関係しているものだと思います。

チャーリーが鳩の首をちょん切ったのは?

チャーリーはペイモンが中に入っており、性格なども少しおかしい一面が現れ始めています。ペイモンの復活に頭が必要なので頭に執着があり、鳩の頭をチョキチョキしたのかもしれないです。簡単にいうと練習ですね練習。

鳩チョキチョキの後、遠くから見ていた女性は?

鳩の頭をポッケにしまってご満悦のペイチャーリー。そこに学校の敷地外からペイチャーリーを優しい目で眺める中年女性。彼女はペイモン教の信者だと思われます。ペイモン教があるのかは知りませんが、ペイモンを崇拝している人であり、チャーリーの中にペイモンが入っていることを知っていて見守っているのだと考えます。

アニーはなぜパーティーに行かせたかったのか?

アニーには仕事の催促が多かった。仕事が納期を遅れていたため多分仕事に集中したかったのだろう。なのでアニーはチャーリーをパーティーに行かせたかった。ピーターも優しいので察したのか快く連れて行ったし、妹想いなのだろう。

なぜパーティーにナッツ入りチョコレートケーキがあったのか?

二人でパーティーに参加してピーターのすすめでチャーリーはチョコレートケーキを食べてアレルギー反応を起こす。当初からナッツ入りじゃないか心配されていることからナッツアレルギー。

チャーリーの大好物はチョコだがナッツにはアレルギーがある。これは誰かが仕組んでいる可能性が高いためパーティー関係者にペイモン一味がいることは確実だろう。

電信柱にペイモンの印

かなり短いので見逃した人も多いだろうと思います。チャーリーが首が吹っ飛ぶシーンですが電信柱にペイモンの印?がうっすら右端に書かれています。このことからこの一連の流れはペイモン一味によって行われた計画の可能性が高いです。

壁の文字の意味とは?

SatonyとZasasという文字が壁に描かれています。これらには意味があり、意味を知らなければ最後までわかりません。なので「ん?あの文字一体なんやったんや?」となってしまいます。

Zasas

Zasas(ザザス)…悪魔「コロンゾン」を呼び出す時の言葉

Satony

Satony(サトニー)…死者と交信するための言葉

結局色々調べましたが、よくわからんので気になる方はこちらのnoteを参照ください。

ミニチュアのオープニング

ミニチュアの作家でもある主人公のアニーですが、オープニングもミニチュアで始まったことを覚えているでしょうか?これはあちら側(ペイモンの世界)から見たこちら側の世界だという意味があるように思います。

ミニチュアの世界を動かすかのように、あちら側から信者を動かしたり、超常現象を起こすことが可能である伏線だと思われます。

最終的には全てが操られて、ペイモンの復活まで計画通りに進行してしまいます。

ペイモンの復活タイミング

家族全員でチャーリーを降霊しようと試みた儀式、あれはペイモン復活の儀式だと考えられます。その後のピーターの様子がおかしい描写や、ガラスに映った自分が笑うシーンなどありピーターの中にペイモンが入ったことがわかります。

チャーリーの周りにも現れたいた不思議な光が授業中のピーターにも見え始めている様子もペイモン降臨完了だと思います。

墓を掘り起こしたのは誰か?

墓を掘り起こしたのはアニーまたは信者だと考えます。

墓を掘り起こしたのも、首を切断したのもアニーまたは信者だと考えます。アニーは夢遊病だと思い込んでいますが、実際はペイモンに操られており自分の知らない間に様々な行いをしています。

操られているがはっきりとわかるのは、目の前で夫スティーブが燃えているシーンで絶望の表情から一瞬で古谷実作『僕といっしょ』に出てくるイトキンみたいな顔になります。

ノートを燃やすとアニーが燃える理由となぜ父が燃えた?

もうこれはペイモンの超能力としか言えません。燃やしたのはノートであり、燃えたと同時にアリーのネルシャツが燃えることから『燃やすな』という警告なのは確かです。

しかし死を覚悟して夫のスティーブに燃やしてもらおうと思い、呆れたスティーブが結局燃やすけれども、燃える対象はスティーブに・・意味わからんので燃える対象も変更可能なペイモンの超能力であり、燃えてしまったノートもさほど重要でないことから唯一のまともな人間で邪魔なスティーブを消すための計画の一部と考えるしかありません。

屋根裏に逃げたピーターを追っかけて天井に張り付くアニー

ピーターを追っかけるアニー。屋根裏に逃げ切るピーター。天井に張り付いて頭を打ち付けるアニー、この時洋服は垂れ下がっていることから重力は作用している模様です。しかし指先は何も掴んでいないので張り付いている、または体が浮いている状況です。

張り付いているのであれば、指に強力な粘着材がはっせいしていて指だけで体を張り付かせていることになるので不可能。ここは浮いていると考えます。ペイモンはこの世に降臨していてまだピーターに定着はしていない状況でも人体を浮かせるくらいの超能力があることがわかります。

屋根裏にワープするアニー

屋根裏に入る扉はしまっているし、窓は割れていないので瞬間移動可能だということになります。宙に浮いていることから舞空術は身につけており、さらに瞬間移動もできるのでこの世のものではないでしょう。

屋根裏にいる三人のおじさんおばさん

お婆ちゃんの幽霊が出たり、チャーリーの幽霊が出たりで一見幽霊だと思われますが、こいつらは三人は服も着ておらず最も幽霊らしいです。(服を着ていたら服も幽霊になることになってしまうため物理的におかしい)

しかし、月明かりが体にわざとらしく当たっていることから実体であり密かに侵入していた信者だと考えます。幽霊なのか実体なのかがごっちゃ混ぜになり困惑することも狙いの一つだと感じました。

裸なのは、裸がペイモン教の正装だということだと思います。

※ペイモン教は筆者が勝手に付けた名前です。

『ヘレディタリー継承』はグロいトラウマシーンあります

グロい描写が結構あるので、気持ち悪いのが苦手な人にはお勧めしないですね。ゾクゾクする恐怖と目で見る恐怖がダブルパンチで襲ってきます。

グロいトラウマシーン

  • 鳩の首をチョキリ
  • チャーリーの首が吹っ飛ぶ
  • アニーが自らの首をギコギコ
  • なぜか燃えちゃうスティーブ
  • 首無し土下座

『ヘレディタリー継承』のペイモンとは

パイモンまたはペイモン(Paymon, Paimon)は、ヨーロッパの伝承あるいは悪魔学に登場する悪魔の1体。悪魔や精霊に関して記述した文献やグリモワールなどにその名が見られる。

『悪魔の偽王国』および『ゴエティア』に、パイモンの姿や能力が紹介されている。以下に、これらの書に基づいて紹介する。

現れる際には、王冠を被り女性の顔をした男性の姿を取り、ひとこぶ駱駝に駕しているとされる。また、トランペットやシンバルなどの楽器を携えた精霊たちを先導として現れる。最初に現れた際にパイモンは大音声で怒号のように話すため、服従させない限り召喚者はパイモンの話を理解できないという。生贄により召喚された際には、ベバル(Bebal)とアバラム(Abalam)(またはラバル(Labal)とアバリム(Abalim))という二人の王を従え、時として25軍団の能天使たちを伴う。

人に人文学、科学、秘密などあらゆる知識を与えるといわれ、大地がどうなっているか、水の中に何が隠されているか、風がどこにいるのかすら知っているという。召喚者に地位を与え、人々を召喚者の意思に従わせる力も持つ。また良い使い魔を用意してくれるともいう。

Wikipediaより引用

『ヘレディタリー継承』監督・脚本

『ヘレディタリー/継承』の監督・脚本を務めたのは、新進気鋭のアリ・アスター監督です。彼は本作が長編映画デビューとなりましたが、その演出力と才能によって、非常にクオリティの高い作品を作り上げました。アスター監督の次回作『ミッドサマー』も注目されており、今後の活躍が期待されています。

『ヘレディタリー継承』のチャーリーが怖すぎる

『ヘレディタリー/継承』には、トニ・コレット、ガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロなど、実力派俳優たちが出演しています。特にトニ・コレットの演技は圧巻であり、彼女の存在感が作品に深い印象を与えています。また、ミリー・シャピロも映画初主演ながら、その演技力で注目を集めました。

作中で物凄い雰囲気が出ており異様なメイクで醜く描かれた女性はミリー・シャピロという女の子です。現在は成人しておりInstagramなどのSNSもしています。

物々しい雰囲気だったので最後まで出てくると思いきや、途中であっさりいなくなります。

醜いと言われた彼女ですが、少し特殊メイクで盛っていたと言われていますが、美人ってわけでもありません。しかしそのようなバッシングにも負けずに笑顔でSNSを更新しているのを見ると応援したくなりますね。

気になった方は下でSNSを紹介していますので見てください。

プロフィール

  • 生年月日: 2002年7月16日 (年齢 21歳)
  • 出生地: アメリカ合衆国 フロリダ州 タンパ
  • 身長: 147 cm
  • 兄弟姉妹: アビ・モントレー
  • 両親: ミッチェル・シャピロ、 エリック・シャピロ
  • 本名: Amelia Shapiro

インスタグラムなどのSNS

インスタなどのSNS

『ヘレディタリー継承』を無料で見るのであれば

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現時点で『ヘレディタリー継承』を無料視聴可能なのはUNEXTです。 レンタルも可能なVODサービスもありますが、300円〜レンタル可能なようです。

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