『進撃の巨人』リヴァイとエレンの関係を徹底考察|二人はどう思っている?

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調査兵団の最強戦士リヴァイと、自由を追い求める少年エレン。

一見、正反対に見える二人の関係は、物語の中でどのように変化していくのでしょうか?

この記事では、二人の出会いと関係の変遷を振り返り、それぞれの心情を考察していきます。

さらに、リヴァイとエレンの関係が物語に与える影響についても探っていきます。

進撃の巨人ファン必見!リヴァイとエレンの深い絆を解き明かしましょう!

Check!

この記事ではリヴァイとエレンの関係を徹底考察!

  • リヴァイとエレンの関係は仲良し?
  • リヴァイとエレンの年齢差
  • エレンとリヴァイの結婚観
  • リヴァイとエレン道での『最後の会話』pixivまとめ

についてご紹介してます。

もくじ

リヴァイとエレンの関係は仲良し?

リヴァイがエレンをボッコボコに蹴る理由は・・・

エレンをボッコボコに蹴るときにいうセリフ
リヴァイ:今おまえに一番必要なのは言葉による教育ではなく、教訓だ。
しゃがんでるからちょうど蹴りやすいしな

法廷でのリヴァイの行動の真意

単行本5巻に収録してる第19話でエレンが憲兵団に連行される。処刑が決定的な状況であった法廷でのリヴァイ兵長の行動は、一見暴力的で理解しにくいものです。しかし、彼の真意はエレンの巨人化能力を証明し、その潜在能力を引き出すことにあったと考えられます。

1. エレンの巨人化能力の証明

リヴァイは、エレンの巨人化が単なる自己防衛ではなく、彼の意志で発動できるものであることを証明する必要がありました。もしエレンが法廷で恐怖に屈し、巨人化しなかった場合、彼の能力は憲兵団によって否定され、処刑が決定的なものとなっていたでしょう。

2. エレンの覚悟を試す

リヴァイは、エレンが巨人化能力を制御し、人類のために戦えるだけの覚悟を持っているかどうかを試したかったと考えられます。法廷という極限状況でエレンがどのような行動をとるかを观察することで、彼の真価を見極めようとしたのです。

3. 憲兵団への牽制

リヴァイは、憲兵団がエレンを処刑しようとしていることに対する強い抗議の意思を示したかったと考えられます。法廷という公の場で暴力を振るうことで、憲兵団に圧力をかけ、エレンの命を救おうとしたのです。

4. エレンへの信頼と期待

リヴァイは、エレンが人類の希望となる可能性を信じており、その成長を促すためにあえて厳しい態度をとったと考えられます。法廷での出来事は、エレンにとって大きな試練であり、その試練を乗り越えることで、彼はさらに強く成長することができたのです。

嫌われてないか気になるリヴァイ兵長

壁ドンならぬソファドサッしていくリヴァイ兵長

リヴァイとエレンの関係は仲良し?嫌われてないか気になるリヴァイ兵長
出典 アル

最悪の出会いを終えて、痛みを堪えながらベンチに座るエレン。そこにリヴァイが現れ、「なあエレン。俺を憎んでいるか?」と問いかけます。

上司であるリヴァイに対して、エレンが「はい。憎んでます」と素直に答えることは難しいでしょう。エレンは言葉を濁し、リヴァイの問いかけを否定します。

リヴァイは、エレンの答えに「ならよかった」と安堵の表情を浮かべます。リヴァイは、エレンに嫌われたくないという気持ちが強く、その表情にはどこか不安が滲み出ているようです。

一部のファンからは、リヴァイのこの態度に「ギャップ萌え」を感じるという声も上がっています。普段は冷酷沈着なリヴァイが、エレンに対してだけ見せる優しさや弱さに、心を掴まれるファンが多いようです。

エレン」ばかり庇うリヴァイ

リヴァイとエレンの関係は仲良し?エレン」ばかり庇うリヴァイ
出典 アル

調査兵団のトップとして、仲間たちに様々な命令を下すリヴァイ。圧倒的な戦闘能力と冷静な判断力で、兵士たちから絶対的な信頼を得ています。

しかし、そんなリヴァイには、他の兵士とは異なる特別な存在がいるのです。それが、エレンです。

エレンが突如巨人化し、リヴァイ班から攻撃を受けそうになった時、リヴァイは冷静にエレンを庇いました。周囲から疑いの目で見られ、孤独を感じていたエレンにとって、リヴァイの行動は大きな支えになったことでしょう。

リヴァイがエレンを庇う理由は、単純に彼を信頼しているからだけではありません。リヴァイは、エレンの中に人類の未来を託す希望を見ているのです。

リヴァイにとって、エレンは単なる部下ではなく、人類の未来を背負う存在なのです。

リヴァイの特別な庇護によって、エレンは彼への信頼と尊敬を深めていきます。二人の関係は、単なる上下関係を超えた、深い絆で結ばれているのです。

エレンを気遣うリヴァイ兵長

出典 X

リヴァイとエレンは、その後も何度も共に戦場を駆け巡ることになります。

エレンの内に秘めた才能に気付き、その力を最大限に引き出すために、リヴァイは彼を「監視」という名目でリヴァイ班に引き入れます。

厳しい訓練や戦闘を通して、リヴァイはエレンを幾度となく追い込み、限界を超えさせます。しかし、その冷酷な態度の中に、エレンへの深い愛情と期待が込められていたのです。

極限状態まで追い詰められたエレンを、リヴァイはさりげなく支え、励まします。その優しさに、エレンは次第に心を奪われていくのです。

リヴァイの言葉には棘があるかもしれませんが、その裏にはエレンへの深い愛情が隠されています。

エレンを助けるリヴァイ

女型の巨人に襲われたエレン。絶体絶命のピンチに、読者の多くは彼の死を覚悟しました。しかし、リヴァイの登場によって状況は一変。圧倒的な戦闘力で女型巨人を撃退し、エレンを救い出すのです。

まるで「お姫様を必死に助ける王子様」のようなリヴァイの行動に、多くの読者は胸を熱くしました。エレンもまた、リヴァイに命を救われたことに深い感謝の気持ちを抱いたことでしょう。

リヴァイの登場は、物語の展開を大きく左右するだけでなく、エレンとリヴァイの関係にも大きな変化をもたらしました。この事件をきっかけに、エレンはリヴァイへの信頼と尊敬をさらに深めていくのです。

リヴァイとエレンの関係は、単なる師弟関係を超えた、特別な絆へと変わっていくのです。

リヴァイの勇敢な行動は、読者の心に深く刻み込まれました。彼の登場は、まさに「希望」そのものだったのです。

怪我したらすぐ駆けつけるリヴァイ

調査兵団として壁外活動を行う際、巨人と遭遇し、仲間が負傷することは日常茶飯事です。しかし、リヴァイは仲間の怪我に対して特別な関心を示すことはありませんでした。

ところが、エレンが怪我をした際には、リヴァイはすぐに駆け寄り、なんと自らのハンカチを差し出すのです。これは、明らかに他の隊員に対する態度とは異なっています。

この特別な行動に、読者からは「もうこの2人は恋人同士なのでは?」という声が続出しました。上司と部下が任務中にそのような行動をとるのは、明らかに異常事態と言えるでしょう。

リヴァイとエレンの関係は、単なる上下関係を超えた、特別な絆で結ばれていることは間違いありません。

リヴァイはエレンに対して、特別な感情を抱いているのでしょうか?

リヴァイとエレンの年齢差

リヴァイの誕生日と年齢

時系列年齢予測
悔いなき選択(844年)27歳
ウォールマリア最終奪還作戦(850年)33歳
マーレ編(854年)37歳
最終回(857年)40歳

リヴァイの誕生日は12月25日です。クリスマス生まれとは意外ですね!

作者の諫山創先生はサイン会で、リヴァイの年齢は「30代前半のイメージ」と発言しています。しかし、その後も公式設定では「年齢・不詳」のまま。謎に包まれた存在です。

物語序盤(850年)では、リヴァイは30代前半と考えられます。その後4年が経過し、新リヴァイ班を率いている頃には30代後半になっていたでしょう。

最終回ではリヴァイの年齢は40歳前後になっていたと考えられます。

リヴァイの生い立ちを考えると、正確な年齢は推測するのが難しいです。また年齢不詳なのは生い立ちが悪かったことへの伏線とも考えられます。

誕生日はわかっているが、あまりにも過酷な幼少期のため記憶喪失などで年齢がわからないなども考えられますね。

エレンの年齢

時系列年齢予測
初登場時10歳
調査兵団入団時12歳
ウォールマリア最終奪還作戦(850年)15歳
マーレ編(854年)19歳

結論、エレンとリヴァイの年齢差は18歳前後

  • リヴァイ(マーレ編)37歳前後
  • エレン(マーレ編)19歳

年齢差は約18歳と考えられます。

18歳前後の年齢差があると考えられ親子ほど離れている。リヴァイには親のような気持ちがあったのかもしれない。

時系列で年齢を比べると18歳前後の年齢差があることがわかる。18歳ともなると自分の子供でもおかしくはない歳の差だ。リヴァイがエレンを可愛がっていたのは単にエレンのことを気に入っただけでなく、知らず知らずのうちに保護者のように見ていたのかもしれない。

エレンとリヴァイの結婚観

二人の結婚観がとある雑誌に掲載された。

出典 X

Q:巨人を倒して平和な世界になったら、どんな家庭を築きたい?

エレン:巨人がいない世界か。まだ全然想像できないです。父さん母さんと一緒に暮らしたウチはホッとしたな。

リヴァイ:そこまで生き残っていればの話だろ。調査兵団の奴らのことも気になるし、他が全部片づいて考える

エレンは巨人がいない世界を想像できなかった。リヴァイは部下のことばかり気にしているとても良い上司であることが答えから伝わってくる。様々なことを踏まえるとエレンに特別な感情というよりは部下への愛が実はメチャクチャ強い責任感のある上司のような存在だと感じます。

リヴァイとエレン道での『最後の会話』pixivまとめ

pixivに上げられているファンの妄想で面白かったものを紹介します。これらを見て、あーこんな感じだったらいいなぁと二人の関係を妄想して、また『進撃ロス』になる。私の『進撃ロス』は永遠に終わらない・・・

pixivにある二つの『道』での最後の会話(妄想)

文章で描いている『最後の会話』(妄想)

注意!
本誌139話ネタバレを含みます。時系列はジークの雷槍大爆発から森の中の逃避行までの間になります。

**************

獣のクソ野郎の爆発に巻き込まれて、俺の意識はそこで途絶えたはずだった。 

しかし気づいた時には身体に痛みはなく、どこか気持ちの良い砂浜の上に投げ出されているような感触を覚えた。
ーー俺はどこにいるんだ。

「ご無沙汰してます、兵長。」
突然後方からエレンの声がして驚いた。

そこにいたのは、図体は無論大きかったが、15歳の頃のまだ純朴な少年の時のあいつだった。
顔を輝かせ、屈託のない笑顔で笑う。
ーーこれは俺の見たいと思っている夢なのか。俺はついに死んだのか。

「違いますよ、兵長。まだ死んでいません。」
俺が思ったことを読み取ったらしく目の前のエレンは朗らかに笑った。

今のエレンはこんな目をしていない。
何を考えているのか分からない無機質な表情で、仲間の犠牲をも厭わず進み続ける姿が、最後に見たエレン・イェーガーだった。

ーーやはりこれは都合の良い夢に違いない。

初めて会った時のあいつは生意気なガキだった。
巨人を駆逐したいです。
ギラギラした目つきでそう言い放ったエレンはそれ以外に何も見えていないような、道を突っ走っていく奴だった。
一言聞いただけで、誰も止められないのだと分かった。それでも。

ただの少年、だったのだ。家族を失い、もう二度と失いたくないと、大事な人々を守りたいと突っ走る年相応のガキだった。

だからこそ、命を懸けて皆で守ろうとした。あいつが進撃の巨人だとかそんなことは最早関係なかったのかもしれない。
気がつかないうちにあいつは、俺にとって歳の離れた弟のような存在になっていたらしい。

しかしいつの間にかエレンは1人でマーレへと渡り、気づいた時には既に手遅れになっていた。

「もう二度と兵長の前に出て行って、こんな風に話すことなんてできないことは分かっているんです。
でも、どうしてもお礼を言っておきたくて。
ーー俺が死ぬ前に。」

何も言えなかった。何か言おうとしても言葉が紡げない。自分の意思に反して馬鹿みたいに口が開かなかった。

「俺、嬉しかったんです。リヴァイ班に入った時に、兵長も先輩方も俺のことを化け物扱いしなかった。力をコントロール出来なくて急に巨人化した時ですら、俺を理解しようとしてくれた。
そんな先輩方と、何より憧れだったリヴァイ兵長と一緒に束の間でしたけど過ごすことができて、本当に幸せでした。
ロッド・レイスに連れて行かれた時も、俺を信じて皆探し出してくれた。

俺のせいでたくさん兵長には失わせてしまった。ごめんなさい。」

おい、頼むから言うな。その先は聞きたくない。

「それでもあの頃の思い出があるから、俺は今も仲間のために戦えます。
俺が兵長や先輩たちに命を繋いでもらったように、仲間たちにはずっと長生きして欲しい。
守りたいと思うんです。」
そう言うと、エレンは照れ臭そうにはにかんだ。
「良かった。言えました、兵長にはお礼がしたかったんです。
そしてずっと謝りたくて。マーレでもご迷惑をお掛けしましたから。
やっと今日それが叶いました。」

エレン。お前はまだ19だろうが。何でそんな年老いた老人みたいに笑って、本当はもっと無邪気にガキのフリして馬鹿みたいに遊んでいてもいい年頃の筈だ。
なのに、いつの間にかお前は遠くに消えようとする。世界の罪を一人で背負って。
ーーだが、そうさせたのは俺達だ。

「謝らないでください。これは俺の選択です。」
先読みしたかのようにエレンは言った。
その目は曇りなく真っ直ぐに俺を見つめていた。
「なあ、エレン。お前は」
後悔しないのか。自分の選択に。
そう言う前に、エレンは微笑んだ。
「ええ。悲しくないかと言われれば嘘じゃない。でも後悔はありません。心からそう言えます。」

次第に辺りは靄に包まれ、エレンの姿が霞み始めた。気がつくと目の上には巨人化の痕が表れていた。
「そろそろ時間ですね。」エレンは寂しいそうに呟いた。

「兵長、最後に一つだけお願いがあるんです。
ミカサのことです。あいつをお願いします。」
その瞬間、エレンの目が微かに揺れたような気がした。

「この先あいつに俺は残酷な決断を強いることになるかもしれません。
その時、その痛みを理解できるのは兵長だけだと思うんです。いや、兵長しかきっと分からない。
あいつを見守ってやってくれませんか。」

ーーお前は本当に。

「お願いします、兵長。
部下の最期の我が儘だと思って聞いてください。」

お前が守ってやればいい。その言葉は口に出さずに消えた。
あいつが決めた選択に迷いはない。
何よりも他に選択肢がないのに、それを口にするのはあまりに無責任だと思った。

「約束する。」
そう言うとエレンは嬉しそうに笑った。
「ありがとうございます。兵長。」
次第に辺りはもやに包まれ、エレンの姿が霞み始めた。
それが何を意味するのか、俺にはやっと分かった。


気がつくと俺は森の中にいた。
あれからどれくらい時間が経ったのか。
意識がゆっくりと戻ってくる。
身体は恐ろしくずきずきと痛み悲鳴をあげていることで、これが夢ではなく現実だと分かった。
俺の世話をしてくれていたらしいハンジの声が聞こえる。
 
さっきまで何か恐ろしく長い夢を見ていた気がする。もしくは俺の妄想なのか、生死の境を彷徨っていたせいで見た幻なのか。

ーーどちらにせよ、まだやらなければならないことがある。
俺はゆっくりと身体を起こした。

pixiv より引用
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